May 22, 2011

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節電体質の家にしよう、E17口金編:
 今回はE17口金のLED電球特集の締めくくりとして、各社のおすすめベスト3を紹介する。シチュエーション別にランキングをまとめたので、これを参考に自分の用途に合わせて最適なLED電球を選んでみよう。

【他の画像:失敗しない小型LED電球の選び方】

 前回までは各社のE17口金の電球形LEDライトを1つずつ紹介してきた。今回はこの特集のまとめとして、シチュエーションごとのベスト3ランキングを紹介したい。

 ランキングの決定にあたっては、明るさや色味、光の広がり方に加えて、消費電力の少なさやサイズなどのスペックも含めて総合的に判断した。また、今回のLED電球を購入した「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」の価格をもとに、コストパフォーマンスも材料の1つとしている。

●洗面所編

 E17口金のミニタイプ電球を洗面所で使う場合、E26口金のLED電球をメインにしてミニタイプLED電球はサブとして使う人もいれば、スペースが狭かったり、2つとも点灯させるのは面倒だったりといった理由によりミニタイプだけで済ませたいという人もいると思うので、明るさよりも価格の安さを優先する「価格重視」の場合と「明るさ重視」の場合と2パターンを考えてみた。

 まずは価格重視の場合だ。

 今回の撮影場所では、洗面台の真上にE17口金のミニライトがあるほか、入口近くにもう1つE26口金のライトが付いている。こちらをメインの照明に使って、ミニライトのほうは鏡を見る際のサブとして使うのであれば、それほど明るさを求めなくてもいいわけだ。現状ではE17口金のライトのほうがE26口金よりも価格が割高なので、このような選び方は現実的だと思う。

 コストパフォーマンスにおいてもっとも魅力的なのは、やはり東芝ライテックの“E-CORE”「LDA4L-E17」だ。今回紹介する中では唯一、2000円を切る低価格であり、全光束は250ルーメンと低いながらもサブとして使うなら十分だ。

 2位は三菱オスラムの“PARATHON”「LDA5L-H-E17」で、実は色味は白っぽく洗面所にはこちらのほうが合うと思う。ただしこの製品は定格寿命が2万5000時間と短く、コストパフォーマンスを考えるとどうしても不利になってしまうので2位とした。3位はパナソニック“EVERLEDS”「LDA6L-E17」で、価格は2980円と高めだが全光束は390ルーメンと大幅に明るくなる。

 次に価格の安さよりも明るさ重視で選んでみよう。

 1位に選んだのは東芝ライテックの“E-CORE”「LDA5L-E17」で、これは410ルーメンという圧倒的な明るさと東芝ならではの自然な色合いが理由だ。

 2位は「価格重視」のランキングにも入ったパナソニック“EVERLEDS”「LDA6L-E17」。390ルーメンと東芝に比べると明るさは少し劣るものの、発色が自然で洗面所に合う。パナソニックに比べると3位のシャープ“ELM”「DL-JA42L」は全光束ではわずかに上回るものの、色味が黄色すぎて緑も少し入り交じっている。洗面所に合う色ということで考えた場合、パナソニックに軍配が上がった。

●和室編

 次は和室でのランキングを選んでみた。今回は照明器具を畳の上に直に置いて上向きに光を放射、しかも上から見ると光源がむき出しという特殊ケースなだけに、日立アプライアンス「LDA7L-E17」というユニークな製品が1位に入った。グローブが大きく個性が際立つデザインだが、このグローブのおかげで光が柔らかく自然に広がり、下部に回る光も多い。影の出方も柔らかいのでこのようなシチュエーションには合うと思う。

 2位は東芝ライテック“E-CORE”「LDA4L-E17」。間接照明ということでそれほど光量は求めてない人には、暗めだが安いこの製品がおすすめだ。3位のシャープ“ELM”DL-JA42L」は色味で選んだ。シャープ独特の濃い色合いは、和室には適していると思う。

●洋室編

 最後は洋室での間接照明を見てみよう。ここでも和室編と同じく、日立アプライアンス「LDA7L-E17」が1位となった。決めてはラックの影の出方で、大型グローブで影が柔らかく出るこの製品は間接照明にはよく合う。2位の三菱オスラム“PARATHON”「LDA5L-H-E17」は、この製品独特の白さが洋室に合うという理由による。3位の東芝ライテック“E-CORE”「LDA4L-E17」はコストパフォーマンスの良さから選んだ。間接照明ということで明るさを求めないならこの製品はかなり魅力だろう。

●ミニタイプは割高なだけに選択は慎重に

 というわけで一通りランキングを見てみたが、その内容はE26口金のランキングとは少し異なり、グローブの大きい日立アプライアンス「LDA7L-E17」や白い色味が特長の三菱オスラム“PARATHON”「LDA5L-H-E17」など、東芝ライテック・パナソニック・シャープというLED電球の“三強”以外のメーカーが健闘した形となった。

 実際に試してみて分かったのは、E17口金のミニライトの色味は同じメーカーのE26口金タイプの色味とよく似ているということ。だからすでにE26口金のLED電球をメインライトとして使っている場合は、同じ部屋にサブで取り付けるE17口金の電球もメーカーをそろえたほうが色味が合うので違和感がない。ただ、今回の“和室”や“洋室”のように単独で間接照明として使う場合は、E26口金タイプよりも自由な発想で選んでいいと思う。

 いずれにせよ、店頭で選ぶ際は「とにかく安いものを」とか「自然な色味がほしい」といった風に優先順位を明確にしておくことが大切だ。前述したようにE17口金タイプのLED電球は現状ではE26口金タイプよりも割高であり、高価な買い物となるだけに慎重に選択したいものである。


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